米はどこで買っても同じ、生産者から直接買えば間違いないと思うお客様も数多くいると思います。
しかしどんなにこだわって高価な肥料を使って作ったとしてもその年の天候により同じようには作れません。生産者と会い人柄を知らなければ決して美味しいお米には出会えないのです。
米はどこで買っても同じ、生産者から直接買えば間違いないと思うお客様も数多くいると思います。
しかしどんなにこだわって高価な肥料を使って作ったとしてもその年の天候により同じようには作れません。生産者と会い人柄を知らなければ決して美味しいお米には出会えないのです。
自然は風土によって違います。
その土地独特の恵まれた自然を最大限に生かすことができるのは、生産者の情熱と人間性だと思います。
稲は多少の災害では負けません。
ある農家さんはあえて厳しい環境を作り、深水にして苗に付加を与えています。
苗は流されないように早くから横に葉を伸ばし、体をささえるとともに(分けつが早いほど良い)、栄養を求め地中深く根を張ります。
厳しい環境を与える事で苗は丈夫に育ち、雑草に負けない強い生命力によって、米本来の甘み(美味しさ)が増す事になります。
生産者の方は稲を見守っています。
逆の形で、米本来の美味しさを引き出している農家さんもいます。
水田のまわりの雑草を全て抜き、稲のためなら惜しげなく最善をつくします。
昔からの手間をかけた方法で、ある時は害虫削除に合鴨を使い、(あえて合鴨農法とは表示しない)田植えの時には、太陽が苗の根に届く程間隔をあけて、自然乾燥し、もみのまま貯蔵します。
(生きたまま保存出来るので端境期でも美味しいです。2倍の面積が必要なので普通の農家は玄米保存です)、源氏ホタルの生息地ともなる水の美しい水田は、もちろんJAS有機のお墨付きですが、それ以上に米粒も大きく、農家の人柄が感じられる米です。
その他、農家自身が考案した機械を使い、もみ殻を炭にして、そのもみ殻炭を田植え時に地中に埋め米の育成のため微生物の住家をつくるなど、創意工夫し美味しい米に情熱をかける生産者もいます。
不耕起栽培や、酵素の葉面散布などなど、まだまだ一軒づつ紹介するには足りません・・・。
いづれにしろ経験を積んだ職人にしか出来ない技です。産地に行き、その技と人柄にほれて契約栽培をさせていただいている生産者ばかりです。
実際、私自身、自分の目で見て、土に触れなければ、本物には出会えません。その責任感を持って、お客さまへ、本物をお届けし、米はこれじゃなきゃだめ、と言われる様なシステム作りに、これからも努力してゆきたいと思います。